今般、倉田伸司先生が「試合に勝つためのゲームマネジメント」というバスケットボールのコーチングに関するDVDを出版されました。先生と私のご縁は古く、約30年近い長きに亘るお付き合いをさせてもらっており、バスケットボールのコーチ仲間として、又、友人として大変嬉しく思い、一言敬意を述べさせて頂く次第です。
このDVDの中にも収録されている様に、先生のスタンスはいつも情熱的でチャレンジ精神旺盛なひたむきさに溢れています。
そして、私が先生を何よりも尊敬する最大の理由は、選手達の事を最も大切に考え、常に愛情を持って指導されているところです。先生のチーム作りを見ていますと、
あまり環境の良くないチームに置かれても知らず知らずの内に、トップレベルの
チームに育て上げられて来ました。
その背景は、選手達の心を掴み出来ない選手を出来る様に、出来る選手は
もっと出来るように創意工夫されている様子が見えて来ます。
さて、今回のDVDは、試合に勝つためにはチームとしてどの様にゲームを合理的に
運営し、準備されるべきか、又、選手達が最高のパフォーマンスを発揮出来る為に、指導者は何を模索するべきか等について言及されている貴重な内容になっています。
ともすれば、能力ある選手のリクルートゲームにエネルギーを費やす指導者が
多い中、じっくり選手を育てあげチーム力で勝利を目指そうと考えておられる
方々には是非ご覧頂きたい教材として推薦させていただく次第です。
もし、1つでもあなたに心当たりがあるのなら?
今回のご案内は、あなたのバスケット人生を変える、
大きな転機になるかもしれません。
なぜなら、選手たちの能力を引きだし、短期間で今より勝てるチームを作る、
「バスケット指導の秘訣」をお伝えするからです。
ぜひ、少しだけ時間をとって、このページを読み進めてください。
改めまして、こんにちは。
スポーツ・コーチング総合研究所 オフィスKURACHの倉田です。
今から、1年前。
ある高校のバスケット部の監督から、チームの指導を依頼されたときの話です。
その監督は、「バスケットを教えるのが最高の生きがい」という、
とても指導熱心な方でした。
時間があれば、セミナーや勉強会に参加したり、
さまざまな練習方法を試したりと、積極的に新しいことにチャレンジされていました。
しかし、彼のチームは、大きな問題を抱えていたのです。
それは、一生懸命に練習をしても、試合で結果を残せないこと。
昨年、練習に練習をかさねて挑んだ新人戦は、1回戦負け。
なぜ、試合に勝てないのかその理由がわからず、監督は、頭を抱えていました。
あるセミナーで、その監督とお会いしたとき、
「一生懸命に教えているんですが、なかなか結果がだせません」
「倉田先生、一度、チームの指導をお願いできませんか」
と、チームの指導を依頼されたのです。
「何としても、チームを勝たせたい」という、監督の熱い思いに心を打たれ、
私は、彼と二人三脚で、チームの改革に取り組む決意をしました。
監督に案内され体育館に入ると、
選手たちは、すでに練習をはじめている様子。
私は、少しの間、体育館の端っこから、彼らの練習を見ることにしました。
選手たちが取り組んでいたのは、
など、どこの学校でも見られる、一般的な練習でした。
もしかすると、あなたのチームでも、
同じような練習をしているかもしれませんが…
あなたは、驚くかもしれませんね。
でも実際に、どこの学校でもやっているものと同じ練習をしている時点で、
「すでに勝敗が決まっている」といっても、決して大げさではありません。
あなたは、なぜ、多くの学校で、ツーメンやスリーメン、
スクエアパスなどの練習をやっているのか、考えたことがありますか?
「他の学校でもやっているから」
「昔から、教本に書いているメニューだから」
「バスケット部が、伝統的にやってきた練習だから」
多くの指導者は、こう考えています。
しかし…、
少し考えてみてください。
引き抜きや特待生などで、能力の高い選手をたくさん揃えたチームと、
背が低く、平凡な能力の選手ばかりのチーム。
両チームが、同じ時間、同じように一般的な練習をして、
3ヶ月後の試合で戦ったとしたら、結果はどうなるでしょうか?
すぐに想像できますよね。
当然、もとから能力の高い選手を揃えたチームが、
技術、スピード、強さなど、すべての面において平凡なチームを圧倒するでしょう。
要するに、どこの学校でもやっているものと同じ練習をするだけでは、
結局、選手の身長や身体能力の差が、そのままゲーム結果に直結してしまうのです。
この事実に気がつかないまま、同じ練習をくり返している指導者は、
「やはり、平凡な選手ばかりのチームでは勝てないのか」と、悩むことに…。
しかし、同じ時間、同じ練習をしたとすれば、
生まれつき身体能力の高い選手を揃えたチームの方が強いのは、当然なのです。
ところが一方では、平凡な選手ばかりのチームを、
短期間で勝てるチームに育て上げる指導者がいることも、まぎれもない事実。
平凡なチームを、短期間で勝てるチームに育て上げる指導者と、
一生懸命に練習をかさねても勝てずにいる指導者の決定的な違い。
それは、「選手のやる気を引きだす方法を知っているかどうか」
ただ、それだけの違いなのです。
ある教育機関のアンケートによると、
70%以上の中高生が「その気になれば、何でもする」と回答しました。
実際、平凡なチームを勝てるチームに育て上げる指導者は、
選手たちをその気にさせ、まるで、勝利に飢えたオオカミに変身させてしまいます。
つまり、指導者が、選手たちを「その気」にさせることができれば、
たとえ今、試合に勝てずにいるチームでも、180度状況を変えられるのです。
その答えがわからず、多くの指導者は頭を抱えています。
今回、私に指導を依頼されたバスケット部の監督も、その一人。
しかも、監督の抱える問題は、
選手をその気にさせられないことだけではありませんでした。
どれだけ練習をかさねても勝てないことで、
チームのモチベーションは、どんどん下がっていたのです。
監督は、
「選手たちは、毎日、一生懸命に練習しているんです」
「でも、その頑張りに応えられないことが、悔しくて…」
とこぼし、結果を残せないことに責任を感じているようでした。
選手の頑張りに応えたいと思うのは、指導者なら、誰だって同じでしょう。
私は、監督の気もちが痛いほどよくわかりました。
「まずは、この悪循環を断ち切らなくてはならない」
そう考えた私は、彼らがどこの学校でも見られる練習をくり返しているのを見て、
選手たちのやる気を引きだす「魅力的な練習メニュー」を提供することに決めました。
しかし、そこには、大きな壁が立ちはだかったのです。
彼らの指導における、最初の壁。
それは、選手一人ひとりの信頼を得ることでした。
信頼が得られていない状況では、
「この練習をやってごらん」
と、指示をしたところで、
「言うとおりにすれば、俺たちは本当に上手くなれるの?」
と、彼らは懐疑的な態度を示すでしょう。
あなたも、はじめて指導者に就任したときは、
同じような苦労をしたことがあるのではないでしょうか?
コーチの提供する練習の意図や、チームの方向性を理解してもらうためにも、
選手たちの信頼を得ることは、避けてはとおれない道なのです。
少し考えてから、私は、率先して練習を実演することにしました。
ウォーミングアップもせず、
いきなりボールをもって走りだした私に、彼らは、驚いた顔を見せていました。
そして、
「65歳の私ができるんだから、15歳の君たちにできないはずないだろう?」
私が、こう言うと、彼らの表情がキュッと引きしまりました。
彼らの闘争心に火が点いたのです!
「やってやるぞ!」という、彼らの心の声が聞こえてきました。
そして、選手たちは、一人、また一人と私のマネをして、練習をはじめました。
「上手いぞ!」
「やればできるじゃないか!」
上手くプレーできた選手は、みんなの前で褒めました。
すると、次第に練習にも熱が入り、
体育館に響きわたる大きな声もでるようになってきました。
選手たちのプレーに変化が見えはじめたころ。
彼らは、少しずつ私に信頼を寄せるようになってきました。
パスは、力強く通るパスに変わり、
よくターンオーバーされていた「ふわり」とした緩いパスは減少しました。
オフェンスは、チーム全体で得点を取るための連動性を重視したオフェンスに変わり、
個人でバラバラに攻めることがなくなりました。
そして、大きく変わったのがディフェンス。
今までは、抜かれるとすぐにあきらめていましたが、
カバーディフェンスをおこない、全員で守ることを考えて動けるようになりました。
彼らと出会って数ヶ月。
着実に成長しているのがわかりました。
「これは、チャンスだ!」
私は、そう直感しました。
この数ヶ月、監督と二人三脚でチームの改革に取り組んできた私は、
生まれ変わったチームが、どのような結果を残してくれるか、楽しみでした。
選手たちも、練習試合の話を聞いて、
「生まれ変わった俺たちを見せてやろうぜ!」
「今度こそ、勝てる気がするよ!」
と、さらにやる気を見せてくれました。
そして、練習試合の当日。
外部コーチである私は、ベンチには入らず、観客席から試合を見守ることにしました。
しかし、試合がはじまってすぐ、私は、信じられない光景を目にしたのです。
それは…
正直、ショックでした。
練習では、あれだけ上手くプレーできていた彼らが、
試合になった途端、出会った当初の弱々しいプレーに戻っていたのです。
「どうしたんだ、全然ダメじゃないか」
「練習では、あんなに良いプレーができていたのに…」
押され気味のチームを見て、監督もあせってしまい、
選手たちに的確な指示をおくれていません。
「できることなら、私が今すぐ、彼らにアドバイスをしたい…」
私は、観客席から、モヤモヤとした気もちで試合を見ていました。
思いどおりのプレーができずに慌てる選手たち…。
イージーミスばかりが目立ちます。
試合は、どんどん劣勢になり、
結局、試合終了まで、その悪循環を断ち切ることはできませんでした。
練習どおりのプレーができない選手。
そして、試合の悪い流れを断ち切れない監督。
私には、チームの問題点がはっきりと見えはじめていました。
そして、練習試合の翌日。
私は、落ち込む監督と選手たちに集まってもらい、
チームの問題点を克服するための「ある提案」をしました。
これで、彼らはもっと強くなれるはずと信じて…。
監督から、一本の電話がありました。
「倉田先生、聞いてください!」
「新人戦で、ベスト16に入れたんです!」
「しかも、シード校に選ばれました!信じられません!ありがとうございます!」
監督の声は、嬉しさのあまり震えていました。
昨年の新人戦で、1回戦負けだったチームの大躍進です。
たくさんの苦い経験をしてきたぶん、喜びも大きかったことでしょう。
私も、彼らを信じていましたから、
結果を聞いたときには、とても興奮しました。
なぜ、私が、あなたにこの話をしたのか?
それは、平凡な選手ばかりの一般校でも、
指導方法を変えれば、今よりもっと勝てるチームなることを伝えるためです。
では、私が、昨年1回戦負けだった一般校を、
どんな方法でやる気にさせ、シード校に選ばれるまでに成長させたのか?
今から、私が実際におこなった指導の秘訣をすべて公開させていただきます。
もし、あなたが、選手たちをその気にさせ、短期間で勝てるチームに育てたいなら?
あなたが、今すぐ取り組むべきポイントは、「4つ」です。
このポイントをしっかりと押さえることで、選手たちのやる気は燃え上がり、
たとえ身長や身体能力の高いチームが相手でも勝てる、強いチームが作れます。
そのポイントは、以下の4つです。
【ポイント1】
~「今何をするべきか」を明確にすること~
指導者の大事な役割は、試合までの期間にさまざまな準備をしておくこと。
この準備が、「試合の9割を決める」と言っても決して大げさではありません。
たとえば、
など、今できていること、できていないことなど、
チームの現状をしっかりと把握し、「今やるべきこと」を洗いだします。
そして、チームの抱える問題を一つ一つクリアしていき、
試合までにベストな状態を作りあげる準備することが、指導者の仕事です。
結果を残している指導者は、時間をかけて念入りに試合の準備をおこないます。
3ヶ月前に準備することは?
1ヶ月前は?
1週間前は?
試合までの期間を無計画に過ごさないためには、
「チェックリスト」を作り、確実に課題を消化できる仕組みを作るのがよいでしょう。
作成したチェックリストの項目を1つ1つ消化していくことで、
チームの完成度が高まるだけでなく、指導にも自信が持てるようになります。
私は、約90項目からなるチェックリストを作り、
それを3ヶ月かけて消化し、シーズンを迎えるようにしています。
このような念入りな準備をおこなうことが、
あなたの思い描く「理想のチーム」を作る大切なポイントなのです。
【ポイント2】
~「何のための練習なのか」を明確にすること~
選手たちをその気にさせるには、練習の目的を明確にすることが大切です。
「みんながやっているから」
「昔からある練習メニューだから」
「自分も現役時代にやってきた練習だから」
多くの指導者が、このような理由で練習メニューを作っていますが、
これでは、選手に「何のための練習なのか」を理解させることができません。
当然、選手たちをその気にさせることもできないでしょう。
でも、少しの工夫で、この状況は変えられます。
たとえば、彼らが、学校で勉強している姿を想像してみてください。
私語が多く、なかなか勉強に集中できない生徒たち。
でも、「ここ、テストにでるぞ」とひと言伝えるだけで、
先生の話にグッと集中するようになるでしょう?
「ここをやれば、テストで点が取れる」と、
勉強の目的をはっきりさせることで、彼らの取り組む姿勢は変わるのです。
バスケットの練習も、これと同じ。
あなたが指示する練習が、
「試合のどんな場面で活かされる練習なのか」を示すことで、
練習への取り組みは180度変わり、今まで以上の成果を得ることができるのです。
【ポイント3】
~高いモチベーションと集中力を維持させること~
モチベーションや集中力は、上達スピードを大きく左右する大切なポイントです。
モチベーションの高い選手と低い選手をくらべると、
当然、モチベーションの高い選手の方が、ぐんぐん技術を習得していきますよね。
試合でも、集中力の高い選手はミスが少なく、フリースローやルーズボールなど、
集中力がプレーの成功率に直結する場面においても、
チームに貢献することができます。
練習から試合まで、常に高い集中力を維持させる秘訣は、
高いモチベーションを維持させること。
実は、モチベーションと集中力は、密接な関係にあるのです。
選手たちに高いモチベーションを維持させることが、
指導者の腕の見せどころとも言えるでしょう。
【ポイント4】
~チーム力を高めること~
バスケットは、チームスポーツです。
もちろん、個人の技術レベルを上げる練習も大切ですが、
強豪チームに勝ちたいと思うなら、効率良くチーム力を上げる練習が欠かせません。
能力の高い選手だけに頼ってしまうと、その選手のコンディションが悪い場合や、
ケガで試合に出場できない場合などに問題を抱えることになるからです。
ですので、個人の力量に頼るのではなく、
チームワークで攻撃し、守れるチーム作りを目指すことが大切です。
ここまでのポイントをまとめると、勝てるチームを作るには、
1. 今何をするべきかを明確にする
2. 何のための練習なのかを明確にする
3. 高いモチベーションと集中力を維持させる
4. チーム力を高める
これら「4つのポイント」をすべて満たすことが重要になります。
実は、これら4つのポイントは、
チームに「ある方法」を取り入れるだけで、すべて満たすことができます。
しかし、残念ながら、この方法は、
まだ、ほとんどのバスケット指導者がご存じありません。
なぜなら、学べる機会がほとんどないから。
指導経験の浅い方でも、すぐにチームに導入できるシンプルな方法なのですが、
教本などに書かれていることは、ほとんどありません。
でももし、あなたが、この方法をチームに取り入れたなら?
選手たちをその気にさせ、
高いモチベーションで練習に取り組ませることができるでしょう。
その方法とは、いったい何なのか?
答えは、「ゲームプランを作ること」です。
一言でご説明すると、
ゲームプランとは、「試合に勝つための展開術」のこと。
「何だか難しそうだな…」
「自分には、敷居が高そうだな…」
と、思われるかもしれませんが、大丈夫。
実は、ゲームプランは、指導経験の浅い方でもカンタンに作ることができます。
シンプルなゲームプランを作るだけで、チームの意識が180度変化し、
ぐんぐん上達することはもちろん、今より試合に勝てるチームになるとしたら?
あなたも、今すぐチームに取り入れてみたいと思いませんか?
今回あなたにお伝えするゲームプランの作り方は、
私が、40年のコーチ人生を費やし、試行錯誤の末に作りあげたもの。
その最大の特徴は、
試合を前半、後半にわけて考えるのではなく、
第1クォーターから第4クォーターの「4つ」にわけて、戦略を考えること。
そして、それぞれのクォーターにテーマをもたせ、
各々のクォーターで「今何をすれば試合に勝てるのか」を明確にしています。
では、具体的にどんな筋書きで、チームを勝利に導いているのか?
私のゲームプランをご説明しましょう。
【第1クォーターの戦い方】
~ 観る ~
試合開始のブザーが鳴った直後。
あなたは、何を考えながら試合を見ていますか?
「まだ、監督が前にでる時間ではないな」
「とりあえず、ここは選手たちに任せよう」
こう考え、ベンチに座りっぱなしになっていませんか?
私は、第1Qでは、敵味方の両方を徹底的に「観る」ことをテーマにしています。
たとえば、
選手たちのコンディションはどうか?
相手チームは、どんな出方をしてくるのか?
相手チームの得意なプレー、苦手なプレーは何か?
など、「観る」ことでさまざまな情報を集めます。
多くの指導者は、ファーストポイントを奪い、
「先手必勝」をねらいがちですが、第1Qで急いではいけません。
まずは、相手チームの攻め方、守り方をじっくり観察することで、
「相手の弱点はどこか」「どうすれば、弱点を攻撃できるか」
などの情報を集めるのです。
この情報を集めるには、「観る=モニタリング」がとても重要になります。
たとえ、ファーストポイントを取られても、慌てることはありません。
この10分間は、「観る」ことだけに集中することが大切です。
【第2クォーターの戦い方】
~ 試す ~
「試すって、何を?」
「試合になってから、色々試しても遅いんじゃない?」
こう思われるかもしれませんが、
第2Qになって、いきなり新しいことにチャレンジするわけではありません。
第2Qのテーマは、第1Qで観察し、得られた情報をもとに、
あらかじめ準備したさまざまなオフェンスパターンを「試す」こと。
実は、第2Qで「試す」ことこそが、
勝敗を大きく左右する、重要なポイントになるのです。
しかし、多くの指導者は、第2Qの10分間をあまり重要視していません。
たとえ、チームが勝っていようが、負けていようが、
「あと2クォーターあるから、大丈夫」と、油断してしまうのです。
ところが、試合をよく観察してみると、
第1Qの悪い流れを引きずったまま、第2Qを迎えるチームが多いことに気がつきます。
プロの試合でも、得点差を大きく引き離されるのは、圧倒的に第2Qなのです。
そこで私は、第2Qでは、第1Qの結果を見て、
「勝っている場合は、何を試せばいいのか?」
「逆に、負けている場合は、何を試せばいいのか?」
ということを考え、あらかじめ準備したプレーから、
縦横、中外、左右とさまざまな攻撃パターンを試し、
「相手チームの弱点を炙りだすこと」をテーマに試合を進めます。
そうすることで、第1Qでモニタリングした相手の弱点を、
効率良く攻められ、高確率で得点を取れるオフェンスパターンを創りあげるのです。
【第3クォーターの戦い方】
~ 修正、改善 ~
第3クォーターのテーマは、前半の結果をふまえ、
プレーの「修正、改善」をおこなうこと。
ここでも、勝っている場合と負けている場合で、戦略を変えていきます。
たとえば、試合に勝っている場合。
その場合は、ここまでのゲームプランが「良い流れ」であることを意味します。
もし、得点差が大きく離れているのなら、相手チームは、
ハーフタイムの10分で、弱点であるディフェンスを強化してくるでしょう。
その相手から、さらに大量の得点を取るには?
第2Qのオフェンスパターンをさらに修正、改善し、
チームの攻撃に厚みをもたせることが重要になります。
また、試合に負けている場合にも同じことがいえます。
もし、ここまでの結果、試合に負けているとしたら、
第1Qの「観る」、第2Qの「試す」が、上手くできていないことを意味します。
このような場合は、どうすればいいのか?
我々コーチがやるべきことは、「2つ」です。
第1に、ハーフタイムで、
選手たちにチームの共通認識を再確認させるための「修正」をすること。
第2に、オフェンスパターンに変化を加えることで、
試合の流れを「改善」することの2点です。
そうすることで、攻撃力に欠けていたオフェンス、
守るべきポイントがズレていたディフェンスを修正でき、
第2Qでつけられた点差を縮めることができるのです。
【第4クォーターの戦い方】
~ 結果をだす ~
第4クォーターのテーマは、
ここまで積みかさねた情報を総動員し、「結果をだす」こと。
特に、「時間を意識した攻防」を選手に意識させることが大切になります。
たとえば、残り10分。
あなたのチームが、10点差で勝っているとしましょう。
この場合は、時間をコントロールしたオフェンスが重要になります。
時間の限りパスを回す「パッシングゲーム」などで、
相手チームにプレッシャーを与えるのが効果的でしょう。
また、あなたのチームが負けている場合にも、時間の意識は大切です。
ファールを有効活用して攻撃の時間を増やすなど、
チームが結果を残すためのベストな選択をさせるのが良いでしょう。
つまり、第4Qで結果をだすには、パッシングゲームやファールゲームなど、
時間を有効に使えるオフェンスパターンも準備しておくことが欠かせません。
そうすることで、常に「勝つ」ことを意識したゲームマネジメントができるのです。
各クォーター、それぞれに目的があるのがお分かりいただけたでしょうか。
このゲームプランを実現する上で大切なのは、
と考え、選手に具体的な「数値目標」と「練習メニュー」を提供すること。
たとえば、私が選手たちに示す数値目標は、
この2点です。
なぜ、このような数値目標にしているかというと、
この数値目標を4Qくり返し「100対80」で勝つことが、私が理想とする試合だから。
そして、選手たちには、
この目標を達成するためには、各クォーターでどんなプレーをすればいいのか?
また、試合でそのプレーができるようになるには、どんな練習をすればいいのか?
これを明確にした上で、練習メニューを提供します。
こうすることで、「今の練習は、試合のこの部分で使う練習なんだ!」と、
選手たちに実感させることができるのです。
これが、選手をその気にさせる大事なポイントであり、
「何がなんでも勝ってやる!」という強い気もちを育てる秘訣といえます。
昨年1回戦負けの一般校を、シード校に成長させた秘密…。
それが、このゲームプランをチームに導入したことなのです。
こう思われたのなら、ここからの話は重要です。
実は今回、真剣に勝てるチームを作りたい方のために、ゲームプランの作り方と、
具体的な練習メニューをDVDに収録し、お渡しさせていただく準備が整いました。
ゲームプランには、チームを激変させるほどの力がありますが、
その考え方はとてもシンプルです。
なので、バスケット指導経験の浅い方でも、すぐに選手に教えられます。
あなたも、チームにゲームプランを導入することで、
など、さらにバスケットの指導に夢中になれるでしょう。
指導者の意識が変われば、チームは劇的な変化を遂げます。
ぜひ、ゲームプランの作り方を学び、その第一歩を踏みだしてください。
では、今回のDVDから、あなたはどんなことを学べるのか?
DVDに収録されている内容の一部をご紹介すると…
※ご紹介したのは、DVDに収録されている内容のほんの一部です。
あなたが、ゲームプランの作り方をマスターすることで、
選手、そして、チームには、どんな変化があらわれるでしょうか?
まず、普段の練習が「何のための練習なのか」明確になることで、
選手たちのモチベーションは上がり、高い集中力で練習に取り組めます。
それから、選手たちは、目覚めたかのようにぐんぐん上達するでしょう。
さらに、ずば抜けた能力のスター選手がいなくても、
チーム力を結集したプレーで、他校を圧倒できるようになります。
それだけではありません。
ゲームプランを導入することで、
など、あなたは、今よりもっとバスケットの指導に夢中になれるはずです。
そして今回は、真剣に強いチームを作りたいと願うあなたのために、
「特別なプレゼント」をご用意しました。
※本チケットはイメージです。DVDには同梱されていませんのでご注意ください。
1つ目のプレゼントは、バスケット指導者向けセミナーの参加権です。
これは、私が、バスケットの指導ノウハウをお伝えするセミナーに、
特別価格でお申し込みいただける権利になります。
本来、有料で開催しているセミナーですが
今回のDVD購入者に限り、特別価格で優先的にご参加いただけます。
また、指導者同士の交流なども予定していますので、
真剣にバスケットに取り組まれている方には、刺激的なセミナーになるでしょう。
ぜひ、セミナーに参加し、より実戦的な指導ノウハウを学んでください。
ご購入者には、一般公開の前にメールにて優先申込みサイトへのご案内を送付します。
当社からのメール送信を解除されますと、ご案内をお届けすることが出来ませんので、
ご注意ください。
応募者多数の場合は抽選となりますので、予めご了承願います。
2つ目のプレゼントは、1週間の練習プログラムです。
チームの練習効率をさらにアップさせる、特別な練習メニュー表をご用意しました。
DVDをご覧いただいたあと、この表を参考に練習メニューを組み立ててみてください。
そうすれば、各クォーターに必要な練習メニューや、
その練習意図を明確にできますので、チーム全体の練習効率がさらにアップできます。
また、この表は、チームのレベルが上がってきたときにも役立ちます。
なぜなら、この表を参考に練習メニューを組み替えることで、
さらにチームを刺激し、より高いモチベーションで練習できるからです。
指導者の大事な役割の1つが、試合までにしっかりと準備をおこなうこと。
無計画に試合を迎えてしまったのでは、決して試合に勝つことはできません。
とはいえ、「具体的にどんな準備をすればいいのか?」と、思われるかもしれません。
そこで、今回のDVDをお申し込みいただいた方に限り、
私が、試合を迎えるときに使用している「チェックリスト」をプレゼントします。
このチェックリストには、私が試合を迎えるにあたって、
「絶対に外せないポイント」を、あらかじめ入れています。
また、チームによって自由にカスタマイズできるよう、
参考となるチェックリストの作り方もご一緒にお渡しいたします。
ぜひ、チームの弱点を効率よく克服するために役立ててください。
私は、シーズンを迎える3ヶ月前から、
この90項目もチェックリストを1つ1つ消化するようにしています。
このような準備は、チームを確実にレベルアップさせる上で、欠かせません。
試合のスタッツは、次回への課題として欠かせないデータです。
しかし、実際どの部分をどのように記録すればわかりませんよね。
そこで今回はDVDをお申込み方に限り、ゲームの貴重なデータを残せる
ゲームスカウティングレポート(PDFダウンロード版)をプレゼント致します。
試合中にマネージャーにデータを記入することで、チームの得意なプレーを
確率で見れることができますので、さらにオフェンスを突き詰める形となります。
「もしかすると、上手く教えられないかもしれない…」
「DVDを見るだけでは、ちゃんと理解できないかもしれない…」
もし、このように思われたとしても、ご安心ください。
わからないことや質問があれば、
メールで丁寧にアドバイスさせていただきます。
「もっと具体的な指導のコツを知りたい…」
「どうすれば、選手たちに上手く伝えられるのか…」
など、どんな小さなことでもかまいません。
これは、選手たちとあなたの上達を心から願う、私からの精一杯のサポートです。
※メールサポートに期限や回数に制限はありません
※ただし、ご質問内容は、DVDの内容に限らせていただきます
今回、今すぐDVDをお申し込みいただいた方に限り、
以上の「豪華5大特典」をすべて無料でプレゼントさせていただきます。
さらに今回は、安心してゲームプランの作り方を学んでいただけるよう、
「特別な保証」もご用意しました。
「シンプルで、有効な指導法なら、チームで取り組んでみたいけど…」
「同じように教えられるかわからないし、チームにあわなかったらどうしよう…」
もし、このように思われたとしてもご安心ください。
今回のDVDは、「90日間返金保証」をお付けいたします。
どれだけ有効な指導法であるといっても、
なかなか実践までは踏みきれないという方もいらっしゃるでしょう。
そのことは、私もよく理解しています。
私が今回、ゲームプランの作り方を公開した理由。
それは、バスケットの指導に悩む一人でも多くの方に、
シンプルな指導で、チームのオフェンス力やディフェンス力を倍増できること。
そして、これまで練習どおりのプレーができずに悔しい思いをしてきた指導者に、
バスケット指導の秘訣を知ってもらい、指導する喜びをもっと体験して欲しいからです。
ですので、90日間じっくりと取り組んだにもかかわらず、
満足のいく効果が得られなかった場合は、
気持ちよく商品代金をお返しするという約束をさせていただきます。
今回ご紹介する方法が、あなたの指導するチームにとってベストな方法なのか、
ぜひ、あなた自身の目で直接お確かめください。
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もし、今回のDVDにご満足いただけない場合は、ご返金致します。
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もちろんFAXでもお申込み可能です。
90日間の完全満足保証!
内容にご満足頂けなければ、ご返金致します。
「強いチームを作りたい!!」
本気でこう考えているあなたに、お伝えしたいことがあります。
あなたは、なぜ、選手たちがその気にならないのか、知っていますか?
あなたは、なぜ、選手たちが自主性をもてないままでいるのか、知っていますか?
あなたは、なぜ、選手たちがダラダラと練習する素振りを見せるのか知っていますか?
もしかすると、「今どきの子どもだから…」と、考えるかもしれません。
あるいは、「自分の指導力が足りないから…」と、考えるかもしれません。
でも答えは、そのどちらでもありません。
彼らが、その気になれない理由は、いたってシンプルです。
それは、試合に勝つという「成功体験」が圧倒的に少ないから。
練習を積み重ねた結果、今まで負けていたチームに勝てた。
たくさんの努力をしたことで、今までにない良い成績を残せた。
このような成功体験が、選手たちをやる気にさせる一番の方法なのです。
だからこそ、あなたには本気になってチームを勝たせて欲しいと思っています。
子どもが言うことを聞かない…。考えて動かない…。 自主性がない…。
これらの悩みは、すべて「成功体験」により解消されるのです。
想像してみてください。
あなたの指導のもと、苦しい試合に勝利し、喜んでいる子どもたちの笑顔を…。
「努力をすれば、必ず結果がついてくる」
こういった成功体験があるからこそ、子どもたちは苦しい練習でも
頑張れるのではないでしょうか。
逆に、どれだけ努力をしても、結果がついてこない練習では、
子どもたちのやる気はますます低下し、チームから活気が失われてしまいます。
「監督は口だけで、自分たちを勝たせてくれない。」
「怒ってばかりで、試合に勝てる具体的な戦術を教えてくれない。」
そう思われてしまうのは、本当に辛いことです。
だからこそ、私は提案します。
選手たち一緒になって、勝てる戦術、勝てる方法を学んでみませんか?
選手たちに、やった分だけ努力が報われる、
そして、努力をすれば、必ず夢は叶えられる。
そう教えられるのは、あなただけです。
あなたが、試合に勝つための采配や練習方法を知らないばかりに、
チームを勝たせられないでいるとしたら、とてももったいないことです。
真剣にチームを勝たせたいと思うなら、
今回の教材をきっかけに「試合に勝つ方法」を学んでください。
でももし、あなたが、
「動画を見ただけで、今すぐ劇的なテクニックを得られる」
「何もしなくても、一瞬で気づきが得られて、試合に勝たせることができる」
と考えているのなら、教材のお申し込みはご遠慮ください。
「何の努力もせず、勝てるチームを作る方法」などは、存在しないからです。
今回の戦術ノウハウは、数々のチームで成果をだしてきた実績のある方法です。
そして、今回のDVDは、そのすべてのノウハウを詰め込んだ教材です。
当然、私にもたくさんのライバルがいます。
もし、ライバルが、私の手の内を知ってしまったら、
次の試合までに、対策されるかもしれないとも考えました。
しかし、真剣に「試合に勝ちたい」と願う指導者のために、
私は、このマニュアルの制作に全身全霊を注ぎ込みました。
だからこそ、あなたも、本気で指導に取り組むことを決意して欲しいのです。
この教材の制作にかかわった、
すべてのスタッフの気もちを少しでもご理解いただければ幸いです。
どうか、選手たちを勝たせてあげてください。
そして、「努力は必ず報われる」という、成功体験をさせてあげてください。
この教材が、あなたのお役に立てることを祈っています。
90日間の完全満足保証!
内容にご満足頂けなければ、ご返金致します。