採用面接では不慣れな点や緊張といった状況から、普段通りに話すことが苦手と感じる就活生もいます。
面接対策には、質問のシミュレーションといい回答を用意することと考える就活生もいますが、評価を上げるには内容だけでなく話し方も重要になります。
話し方がイマイチだと、せっかくいい内容を話しているのに評価されなくなってしまいます。採用面接での話し方の基本とコツを身につけて、面接官に好印象を与えられるようにしましょう。
~目次~
・相手の目を見て話す
・大きめな声で抑揚をつけて話す
・最後までハッキリ話す
・「え~」「あ~」などの口癖に注意する
・面接官の話には相槌を打つ
・まとめ
相手の目を見て話す
話す時は、面接官の目を見るのが基本です。目線が下がったり、頭上に向けてしまう人も見られますが、これでは発言内容に自信がない気持ちがこもっていないと見られてしまいます。
また、面接官が複数人いる場合は、最初に発言を即した人や質問を投げかけられた人の目を見て、話の展開により他の面接官に目線を振っていくのが良いでしょう。
どうしても目線が下がってしまう場合に、姿勢が悪いことが原因の場合があります。胸から相手に向けるようにすることで自然と顔も上がってくるので試してみてください。
大きめな声で抑揚をつけて話す
面接では、大きな声でハキハキ話しましょう。声が小さい、トーンが暗いというのは、ネガティブな印象を与えてしまいます。
過度に緊張すると体が委縮してしまい、思っているよりも声が出せなくなるということも知っておいてください。そうすれば無意識のうちに声が小さくなってしまうことも回避できるはずです。
では、どのくらいの声の大きさが良いのかですが、面接官よりも少し大きな声で話すようにしてください。
面接官は会場の空間、距離などを考慮して適切な声の大きさで場を進行しているはずなので、面接官の声の大きさは一つの目安になるはずです。
声の大きさをある程度出せていれば、喉も開いてきて声の強弱を出せるので、抑揚もつけやすくなる効果があります。
最後までハッキリ話す
発言は最後までハッキリ発音することを意識してください。
語尾が小さくなったり、ごにょごにょしてしまうと、話のまとまりが悪く聞こえます。
また、面接官との受け答えに対して投げやりな印象を持たれてしまう場合もあるので、最後までハッキリと言い切ることを心掛けてください。
「え~」「あ~」などの口癖に注意する
これらの口癖は無意識のうちに出てしまっていることが多いです。そのため、なかなか自分自身では気づきにくい話し方の特徴の一つです。
面接の練習を録音してみたり、友人などの確認してみるのも良いでしょう。
このような間を埋めるための口癖は、頭の中が整理できていない時や、次に発言する言葉選びをしているときに出やすくなります。
面接官からの質問や振りに間髪入れずに話し始めるのではなく、一呼吸おいて言葉を発することで余計な口癖を連発する予防になります。
面接官の話には相槌を打つ
最後は、話し方ではありませんが聞き方一つでも良い印象を残すことが出来ます。
面接官の説明などを無表情に聞くのではなく、適度な相づちを打つことも重要です。
無言でうなずくだけでも、あるとないのでは印象は全然違います。
また、緊張感をほぐすための質問を投げかけてくれる面接官もいると思います。そのような時は、柔らかい表情で受け答えできるとGOODです。
「はい」や「いいえ」だけのシンプル過ぎる相槌や受け身の態度になりすぎないように心がけておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。就職面接の場では円滑なコミュニケーションを取りながら、適切な受け答えができるかどうかが面接官に好印象を与えるコツになります。
今回紹介した内容は、そんなに難しことではないと思います。社会人になってからも活かせる内容なので、就職面接のためだけではなく身に付けておきましょう。