就活中は、ちゃんと就職して社会人になれるのかという不透明な先行きや、孤独な戦いに感じることもあり不安になってしまうこともあると思います。
就職先選びは人生の大きな岐路なので悩みを抱えるのは当たり前のことです。
そこで就活生がよく抱える悩みに、人事採用担当という立場から、勝手に解決方法を紹介させていただきます。
～目次～
・就活生の悩み①企業や業界の情報収集ができない
・就活生の悩み②自分のアピールポイントがない
・就活生の悩み③なんとなく不安
・就活生の悩み④やりたい仕事が見つからない
・就活生の悩み⑤内定が出なくて、焦る
・まとめ
企業や業界の情報収集ができない
就職活動において、情報収集は重要です。気になる業界や企業を深掘りしていくわけですが、情報取集できないということは、何を調べるといいのかわからない。
という状態であると思います。
そのような就活生は、まず「就活の軸」を決めてから情報収集に移りましょう。
闇雲に業界や企業を検索しても…へぇ～こんな業界なんだぁ。この会社って社員○○万人もいてるんだぁ。この採用サイト面白いなぁ。など就職先を探すための情報収集になっていない場合があります。
「就活の軸」とは、就活を進めていくうえで柱、方針となるものです。これが決まっていないことには働き方も見えてきません。
就活の軸を決めるにはこちらの記事で詳しく書いているので参考にしてみて下さい。
⇒ 就職活動の軸は決まっていますか？簡単に見つけるコツを紹介 https://rs39.net/new-graduate/blog005/
軸が見つかれば、ドンドン検索して、イベントに参加して情報収集していきましょう。
自分のアピールポイントがない
就活や面接を有利に進めるためには、自己PRやアピールポイントを持っておくといいでしょう。
しかし、得意なことがない、勉強やスポーツで優秀な成績をおさめていないなど、何か人より秀でていることに目を向けてしまう就活生が多いです。
例えば地味なことでも、毎日続けられることは「根気」「継続力」があると言えますし、すぐに興味が移り変わってしまう場合は「アンテナが広い」「多くの経験をしてきた」とも言えるでしょう。
自分自身で見つけにくい場合は、友達や親にあなたの良いところを聞いてみるのもイイでしょう。
あなたがネガティブに感じていることでも、言い方の違いで捉え方も変わってきます。
少し表現を変えて自己PRを書き直してみて下さい。
ちょっとしたテクニックなので他の人の言い回しを参考にしてみるのも良いヒントになると思います。
なんとなく不安
やはり、先行きが不透明なモノに不安はつきものです。
これまでの人生で初めてのことに自信満々で挑めたことはありますか？
多くの人は不安を抱えながら挑んだ結果に今があると思います。
中学から高校、高校から大学などの受験。部活動での試合や本番。大学の入学初日など。
何かしらの不安はあったでしょう。
不安を和らげるには、アクションすること、準備をすることです。
行動力や経験値で不安を払拭していきましょう。
やりたい仕事が見つからない
やりたい仕事を探してみても見つからない場合は、やりたくないことを決めてみるのも良いと思います。
業界や業種ではなく、条件面や働き方で絞ってみるのもいいでしょう。
その結果、自分自身がイメージしている働き方の業界や業種が見えてくることもあります。
結果的にやりたいことが決まれば、アプローチは違いますが到達したポイントは同じです。
少しでも興味が湧く業界業種があれば、そこからは徹底的に調べて説明会やインターンに参加して企業を絞り込んでいきましょう。
内定が出なくて、焦る
チャレンジしても、結果が出ない。これは不安が募りますね。
ただ、なぜ結果が出なかったのか振り返ることが出来ます。
エントリーシートや面接、グループディスカッションなどを客観的に分析してみましょう。
また、内定が出ている友人に聞いてみるのも良いでしょう。
ただ、周りと比較してばかりでは不安や焦りは払拭できません。
就職活動は早く内定をもらった人がいいわけではありません。遅くても入りたい企業から内定をもらえる方がいいと思います。
ここまで紹介してきたことをもう一度振り返り、次のアクションを起こしていきましょう。
まとめ
不安や悩みを抱えて活動をする就活生は多く、あなたが特別珍しいということでもありません。
不安な状態は、できるだけ早くにクリアにしておく。もしくは不安を小さくしておく方が良いです。
そのためには準備と行動です。
誰か勝手に進めてくれるということもないので、早めに就活に専念できる環境を作りましょう。
立ち止まっているよりは、何かに対して動いている方が気が紛れますし、結果的に前に進んでいます。