面接に備えて自己PRや志望動機をしっかり考えると思いますが、その内容が面接官に伝わらなかったとしたら…合否にも影響してきます。
今回の記事では、自己PRや志望動機に限らず面接官に上手に話を伝えるコツを紹介していきます。
~目次~
・話が伝わらない人の特徴
・話をわかりやすく伝えるコツ「間」
・話をわかりやすく伝えるコツ「ボディランゲージ」
・話をわかりやすく伝えるコツ「イメージの共有」
・まとめ
話が伝わらない人の特徴
まず最初に、わかりやすく話ができる人もいれば、逆の人もいます。
話が伝わらない人の特徴としては、テンポが速い、時系列が複雑、情報量が多い、などがあげられます。
聞き手側としては、頭の中のに入ってくる情報が整理できないまま、ドンドン次の言葉が飛び込んでくるので理解が追い付きません。
その結果、話し手としては多くの情報を伝えたつもりになっているだけで、実際は上手く伝わっていないということになります。
話をわかりやすく伝えるコツ「間」
文章を書くときに句読点がないと読みにくく感じますよね。
話をする時も同じです。どこまでがつながっているのか、どこから話が展開していくのか、間を作りながら伝えていきましょう。
自己PRや志望動機は、暗記している人が多いです。
多くの人は緊張をしているので、間違えたり忘れたりしないために一気に伝えようとしますが、それが「間」がなくなって早口になってしまう原因です。
面接本番までに、スマホで自分自身が話している姿を撮影してみて下さい。話すスピードは速すぎないか、間を作れているかなど客観的にチェックできます。
余裕があれば、表情が硬くないか、こわばって眉間にしわが寄っていないかなども確認してみて下さい。
話をわかりやすく伝えるコツ「ボディランゲージ」
話をするときに言葉と一緒にボディランゲージを活用することで、より伝わりやすくなります。
時系列やモノの大きさ、空間や距離感などは、言葉よりもボディランゲージの方が伝わりやすいこともあります。
聞き手としても耳だけではなく、目からも情報が入ってくるので話の内容を理解しやすくなります。
注意点としてはオーバーな表現にならないことです。
体の正面でおさまるくらいの、ボディランゲージを心掛けましょう。
身振り手振りが大きすぎると、面接官は表現が大きいことに気が散ってしまい、話が伝わりにくくなってしまいます。
話をわかりやすく伝えるコツ「イメージの共有」
イメージの共有というのは、話す側と聞く側の頭の中に同じ絵が浮かんでいるかということです。
例えば大きい魚と言っても、50㎝を大きいと感じる人もいれば、数メートル級のサメみたいなのを頭に浮かべる人もいます。
また、野球やサッカーはメジャースポーツと言われますが、経験したことがない人からすると、細かいルールや状況を話だけで理解するのは難しいでしょう。
イメージを共有するには、サイズや個数など数字で表せるものは単位まで伝える。
話の基礎になる部分に関しては。○○は経験ありますか?ご存知ですか?など軽く確認しておくと補足の説明量もコントロールしやすくなります。
まとめ
いかがだったでしょうか。前提として、自分自身が知っていることは相手も同じだけ知識があると思わないことです。
特に、自己PRや志望動機などは個々の経験から展開する話が多いので、面接官に理解してもらうには経緯や状況をしっかり伝えなければいけません。
途中で紹介したように、客観的に判断して改善することで、面接官に伝わりやすい話ができるようになります。
採用面接を良い方向に進めるためにも、今回の記事で紹介した内容を実践してみて下さい。