新卒採用の面接官はガクチカをどのように評価しているのか【リアルスタイルの場合】

就活生はエントリーシートや面接でガクチカを発表する機会が多いことが想定されます。
今回は、面接官がどのようにガクチカを見ているのかを解説していきますので、作成時や面接で質問を受けた際の参考にしてみて下さい。

~目次~
1.ガクチカとは
2.ガクチカは相手に伝わる書き方、伝え方を意識しよう
3.優れた成績や特別な経験をガクチカで知りたいわけではない
4.ガクチカは会話の入り口
5.面接官から見て残念なガクチカ
6.まとめ

ガクチカとは

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略です。
近年の就活では定番の質問であり、どのようなテーマでガクチカを作成するか悩む大学生も多いです。

ガクチカは相手に伝わる書き方、伝え方を意識しよう

ガクチカは個人の経験です。
そのため伝え方を間違えてしまうと、面接官にとっては理解が難しい文章や話になるでしょう。
一般的な学生生活や部活動(サークル)での経験は聞き手もイメージしやすい題材だと思います。
例えば、海外やニッチな分野でのエピソードとなると、文化的背景や風習などの補足説明がないと真意が伝わらないこともあります。
シンプルに伝えることも大事ですが、最低限必要な情報までも削らないように注意しましょう。

優れた成績や特別な経験をガクチカで知りたいわけではない

成績は人並み程度、特に人が驚くような経験もしていないということで、ガクチカのテーマに悩む就活生は少なくないでしょう。
ただ面接官は優れた成績や特別な経験を知り、合否の判断をしているわけではありません。
経験から何を学んだのか。どのようなアクションを起こしたのか。その結果どうなったのか。
といったような、物事のとらえ方や行動力、努力の方向や継続力などを見ている場合が多いです。
そのためガクチカをベースに質問をしていく展開もあります。
ガクチカを掘り下げた質問に対する回答の一貫性や対応力を見ることもあります。

ガクチカは会話の入り口

先述したように、採用面接ではガクチカを掘り下げて質問していく展開も多々あります。
「得た経験から学んだことを詳しく聞かせてほしい」「なぜ◯◯に取り組もうと思ったのか、今でも継続しているのか」のように、質問をする可能性があります。
ガクチカからどのような質問が来るかを想定しておくことで、採用面接の際もスムーズに回答できるでしょう。

面接官から見て残念なガクチカ

残念なガクチカの例としては、当たり前のことが書かれている場合です。
「大学生として単位の取得を頑張りました」「イベント運営を頑張りました」といった立場上あたりまえのエピソードです。
単位の取得を頑張る理由は何だったのか。単位を取得した先にやりたいことがあったのであれば、そちらをテーマとして選択すべきです。
イベント運営にしても、深掘りしてみると補佐やサポートだったというパターンもあります。補佐やサポート側だから評価が低くなることはありません。
補佐やサポートとしてどのようにイベント運営を成功に導いたのか。リーダーとのコミュニケーションやアクシデントに対して工夫したことなど、フォーカスする部分を間違わなければ残念なガクチカになることはありません。

まとめ

いかがでしょうか。
面接官からすると、ガクチカ自体を100%として判断していません。(リアルスタイルの場合)
ガクチカを掘り下げて人柄やタイプを判断しようとしています。
あなた自身の行動力や感性、変化のキッカケなどを上手く表現できるように作成してみて下さい。

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